Jアラートの誤報へ対して政府の責任やら日本の科学技術に憂慮するやら言っている方々が散見されるので、多くの良識ある人はその程度のことはわかっていると自分へ諭してくれるだろうが敢えて言おう。
予測円、落下予測円、針路予測円、表現の仕方は様々だが、それを意味するところは描かれた円の範疇に進み、そして円の範疇に落下するだ。予測円の代表的な採用例は台風で、将来的な台風の中心が円の範疇のどこかへ来るということを示すために用いられる。
Jアラート、これはミサイルなど国民の生命や財産が危機である可能性を伝えるものであり、もしもJアラートのミサイル落下地点予測円の中に国土がわずかにでも含まれていれば国土内に落下するとJアラートを発報するのが適切な運用だ。
そしてJアラートのミサイル落下地点予測円内にミサイルが落下したのならば、それは誤報でも予測ミスでもなく予報円の性質上から文字通り予測の範疇である。
台風の針路が予測円の真中心に来なかったら誤報なのか?予測ミスなのか?オオカミ少年なのだろうか?そんなことはなく多くの良識ある人々は「ちょっと(予測円の)中心からズレたね」と認識するだけだ。
いや確かに百歩譲って政府や自衛隊へ国土へ落下しなかった事実を持って責任を求めるのであれば「Jアラートには予測円があることを広く国民へ説明していないことへの責任」あたりだ。
何故なら現状の事実を持って言えば、極々一部の国民がJアラートを巡って誤報や予測ミス、オオカミ少年などと吹いて回っているのだから政府や自衛隊には説明と広報の責任があるだろう。
その程度のことはわかっていると自分へ優しく諭してくれる人へは申し訳ないが、敢えて、敢えてJアラートの予測円について説明させて頂いた次第だ。
時間経過と共に予測円も更新されるということを説明してあげないと馬鹿は理解しないと思うぞ なんで台風の予測円が複数表示されてるか理解してないだろうし