結論:極論を言う奴は全員消せ
真・女神転生というゲームでは、核兵器によって既存の社会体制が崩壊した世界における人々の生き様を描いている。
人々は大きくLAW勢力とCHAOS勢力に分かれて争うんだけど、違いはこんな感じ。
LAW: 法と秩序を重んじる。法に従って生きれば幸せになれるとされており、法に背いたものは█される。この勢力が勝つと世界はディストピアになる。
CHAOS: 個人の自由を重んじる。力のあるものは望むものを得ることができ、弱いものは隅っこでこっそり生きるか、█される。この勢力が勝つと世界は世紀末ヒャッハー状態になる。
LAWについた場合はCHAOS勢力が敵になり、CHAOSについた場合はLAW勢力が敵になる。
ただ一応は両者の中間である「ニュートラル」が推奨されている。(ゲーム冒頭でそのようなことを言われる)
ニュートラルでゲームを進めていくとどうなるかというと、LAWもCHAOSも、極端な思想のやつは全員皆█しにすることになる。(ゲーム的には、倒さないといけないボスが多くて大変だったりする)
翻って現実を見ると、女性はLAW傾向の人が多めで、男性はCHAOS傾向の人が多めだよね。
女性の多くは、ルールを決めてみんなで守る体制にして、自分が嫌な思いをしないようにをする代わり、他人にも嫌な思いをさせないようにしたい傾向がある。
男性の多くは、ルールは決めずに自由でいたい。他人にうるさく言わない代わりに、自分もうるさく言われたくない傾向がある。
話題になっている二次創作界隈での振る舞いの話もそんな感じだ。
生活の中でも、この傾向さがちょっとした諍いの原因になったりする。
まあでも、振り切ったディストピアもヒャッハー世界も嫌だね!ということの一点では、ほとんどの人が合意できるはずなんだよ。
白黒つけたがらない日本らしいゲームだよね、メガテンって