(異性間の話も同じくらい好きなので性別を問わないというのが本当かもしれない)
最近、ご自身がLGBT当事者であると公表されている作家さんが
作品内でも同性間で恋愛や結婚するのはまったく普通のことだという前提で作品を描かれているのをよく見るので
自分はマイノリティの消費をしているんだなと感じ、作品を発表することが不安になることが多くなりました
同性婚も当たり前にできるような、そういう世界になって欲しいと本当に願っています
でもそれと同時に私は、創作物の中での、
恋人同士にならずとも、結婚などせずとも、ずっと特別でいられるような同性愛の関係が好きなので、
そういう関係にならないことを結論にするみたいな話ばかりを描いているのですが
それはもしかして当事者の方の祈りの否定になるのではないかと…
例えば同性に惹かれることへの葛藤とかも表現として好きなんだけれど
誰かを、とくに当事者の誰かを傷つけてしまうことになるのではないかと思うことが増えました
自分が好きなものの加害性に気がつけただけでもいいことなのかなとは思うし
加害性の全くない創作物などないというのはわかっているんですが
どうにもまだ折り合いがつかないでいます
そりゃ筆ポキするしかないでしょ どうせ自分の好きなもの持ち上げる時と気に食わないもの叩く時には、ああいう舶来の倫理を持ち出して大威張りしちゃうわけでしょ? だったら彼らの...
書き手が「自分は非当事者だから」と悩もうが残念ながら読み手には一切影響ないから。 書きたい世界を思う存分書いて表現すれば良い。貴方が創造した世界は貴方だけのもの。それを...