保険適応になって、43歳以下の人は体外受精や人工授精など以前と比べれば価格に二の足を踏んでいた人が踏み出しやすくなったと思う。
ただ、晩婚化に伴う妊娠の高齢化についてもう少し考える必要も出てきた様に思う。
不妊治療について「卵子も老いていく、早めの出産考えなければならない。社会全体で女性が働きやすく妊活しやすい社会を」と大体の政治家は言っているが、では今"妊娠適齢期"の人達は将来どうなるのかと考えた。
多くの女性がキャリアを諦めるか、ある程度働いて自分の社会基盤を作ってから考えるかだと思う。
若者の貧困化も伴い自分の将来も見通せない中卵子は老いていくから早めに妊娠してね、と言われても子供を持つのはどうしても躊躇いがある。
今時点で妊娠適齢期でありキャリアを諦めたくない人はここに第三の選択肢を取り入れる事も出来るのではないかと思う。
卵子の冷凍保存、が第三の選択肢としてある。若いうちに卵子を凍結しておいて将来の自分へ備えておくというものだ。
ただ、高い。
採卵料に、年間の維持費…ここもどうにかならないものかと思ってしまう。多分ここまで政府で面倒を見てくれというのは女側の甘えだろという声も聞こえてきそうではあるが、現時点でゆっくり少子化対策、晩婚化対策をしているのなら現時点での妊娠適齢期に対する考えもあってはいいのではないかと、漠然とした将来について今の自分がやれることはこう言うことがありますよと教えてくれるだけでも違ってくるとは思う。
私の話ではあるが、現時点で将来的に子供を産み育てることは出来ないと思っているし、今の仕事だって手放したくは無い。
だが、未来の私が何もしなかった今の私に悔やむことが無いといいなと思う。
牧場みたいなの作ればいいんでねーの?