先週、朝起きたらスマートフォンにCOCOAから通知が来ていて、陽性者と何月何日接触があったとのこと。
ひとまず「今朝、遅れます」と上司に連絡し、始業時刻になってあらためて電話で報告したところ、しばらくやり取りの後、何やら向こうの電話口の方でも問答の気配があり、結果として来なくてよろしい、一週間自宅で働け、というお達しを得た。
感染対応の規程的に、なんとなくそうなるのではないか、とは思っていたが、本当にそうなって驚いてしまった。
そして、ふと、「これって商売になるんじゃないか?」と思った。
必ずしも現場に出てくる必要がない仕事というのはあるわけで、その中にはテレワーク対応がてんでお粗末なので、いざ社員が在宅勤務になるとその成果や進捗をどう管理していいかわからず、結局放置状態になってしまう職場・部署もあるはずだ。
うちの企業がそうで、自分の場合はいらない誠実さを発揮してそれなりに社内と作業の共有に努めているけど、正直サボろうと思えばいくらでもサボれると思う。
いや、感染してる可能性がある以上行けないが、物理的にはできる。ということは、ここには需要があるということだ。
例えば、陽性反応が出た人が「何月何日以降に陽性者との接触履歴が欲しい人に、1万円で履歴を売るので、欲しい人は××で15~20分間会いましょう(空間が近いだけで、お互い感染には注意を払う)」と言って履歴が欲しい人を募る…。
できる、ような気がする。
料金は前払いか後払い(接触履歴が確認できてから)か、金銭のやり取りに伴う個人情報の秘匿はどうするのか、とか問題は色々ある。
知らない人同士は無理か。でも、ある程度親しい間柄なら普通にできそうだ。
というか、何ヶ月か後に自分の友人が陽性者になってしまったら、そのこと自体はもちろん災難だけど、そのとき「その履歴、こっちにも1万円でくんない? 通知出たら払うから」とか口走る可能性がないではない。
嘘だ。
やっぱりない。
と思うのは、感染症で苦労してる人たちのことが脳裏をよぎってしまうからだけど、「でも、これできそうだよな~」と思っている。
陽性との接触で通知されるだけだから、接触者と接触したところで通知されんよ