少し前の話。昔の知人がソーシャルグッド系の団体を立ち上げていたのがSNSで流れてきた。へえとページを見ていたところ、テーマが多様性を支援し、すべての人に自己肯定感をみたいな内容だったので言葉を失った。
なぜかというと、その立上げ人物の欄にパワハラ加害者の名があったからだ。実はわずかな期間一緒に働いたことがあるのだが、観測した範囲で2名は精神病院送りにしており、素直に応援できない何かがあった。ついでに多様性とか言っておきながらやや激しめの容姿いじりなんかも日常的にしていたことも忘れない。
もう関係のない人物だから、晒そうとか懲らしめてやろうとは思わないのだが、この「自分にとって良いことを言う者のみを内側に取り込む感じ」に吐き気がした。
増田も彼らを糾弾できるほど潔白な人生を送ってきたわけではないが、なぜよりによってパワハラをしてしまう立場の人が人権やら多様性やらメンタルヘルスケアを標榜する団体を立ち上げてしまうのか。
団体のSNSや応援メッセージのリツイートを眺めているが、見事に仲間内ばかりでなにが多様性だよと思う。
多分これからも人の多様性を認めるとかソーシャルグッドを標榜して自己肯定感 を満たす人間を信じられない。そんなことを言えるのは、すでに権利を持っている側で支配する側の人間だけだよと思う。