直接伝えるのはいくらなんでもキモすぎる、そもそも会わせる顔がないとかそういう話なので、ここに置いていきます。
恐らく家庭環境に由来するっぽい自己肯定感の低さから、深く立ち入られることが怖くて、逃げるように関係を絶ってしまってごめんなさい。
みなさんが正面から(恋愛的なものに限らず純粋な好意も含めて)好意を伝えてくれたり、態度で示してくれたりしたことは、「誰かに大切に想ってもらえていた感覚」として心の奥底にずっと居座っていて、今になって、あの時向けてもらっていた感情を純粋に受け入れられるようになりました。
当時は自分は大切にされるべきではないと思い込んでいたので、その好意は嬉しかった一方で、それ以上に自分の(自分に対する)認識と、かけ離れた感情を向けられるのが気持ち悪くて受け入れられませんでした。
関係が深まるまでの本当に短い間、お付き合いしてくれたり、なんとなくでも一晩だけ付き合ってくれたりして性的な承認をくれた人たち。
「ごはんいこうか!」ってよく飲みに連れて行ってくれて、社会の中に居場所があると思わせてくれた上司や先輩、かわいがってくれた取引先のおっちゃんたち。
会社を辞めてしばらく放浪していた時に、「それならしばらくウチにおいでよ!」って泊めてくれたり、ご飯をごちそうしてくれて、まともな家族のあたたかさを教えてくれた、じいちゃんばあちゃんたちと、おっちゃんたち。
救うつもりなんてなかったとしても、その時からずっと僕の魂は救われ続けていて、おかげで嬉しいことは心の底から嬉しいと思えるようになりました。
こんなことを書いているのは、結婚してつい先日、子どもが産まれたからで、会わせる顔がないのでせめてもの自己満足でここで報告したかったのです。
今はもう少しだけ生きていたいし、安心して帰れる家もできたよ。
ええやん、素敵やん 増田はな、まだ売れない芸人やった頃からよく飯に連れて行ってたんよ 「増田助さん、こんなデッカいステーキ初めて食いましたよ!」なんて大して面白くもないコ...