少数派だけど「こういうのが好きなんだ」というポジティブなマイノリティは許容する流れがあったりするけど
「こういうのがニガテだ」というマイノリティはまだまだ許されない。
例えば、私は子供が苦手だ。
見た目が好きでも嫌いでもないから。
単に未熟なだけの他人として私の目に映っている。
そこは当然なんだと分かってはいるけど、見た目での補正がない私にとって、子供というのは常識がない面倒なだけの属性である。
大人の外見で子供の振る舞いだったら、関わりたくないって思わない?
「子供ってカワイイ!みんな好きで当然!」と、心の底から思って疑わない人が世の中には結構いて、
話を合わせないといけないタイミングがちらほらあって、その度につらい。
先述した通り、私は子供の見た目が好きでも嫌いでもないので
知らない人の日常写真を見せられても特に感想がないし、たまによだれを垂らしたりしていて、シンプルに「汚いなあ」と思う。
猫はかわいいと思うので、可愛い猫の写真を共有したい感じなんだろうな、と思うようにはしているが
私的には「子供」という属性にピンとこないので、おじいさんがよだれを垂らして半裸で写真に写ってるのを見ているのと変わらないわけだけど。
そんなことをオープンして言うと、
こっぴどく非人間扱いされ、犯罪者予備軍だ、愛のない人だと言われるので言わない。
子供って、極端に好きでも小児性愛とか言われたり、私のように苦手でも文句を言われるのは結構不思議…、というか少数派なんて結局こんなもんである。
ネットでよく見る、許容されることのできたマイノリティの人が「オープンに出来て良かった」的な何かを乗り越えたかのような爽やかな笑顔を見ていると、少し羨ましくなる。
正直言って、嫉妬している。
「何かが好き」って言えないことは辛いんだろうけど
「何かが苦手」って言えないことだってつらいよ。