2021-09-08

中国技術書は侮れない

太平洋戦争では、米軍は集めた素人に対してもわかりやすマニュアル作成して育成をした。

マニュアル通りに動く人間ばかりだとしても、柔軟にマニュアルを改変できる少数の人員体制があれば強い。


中国技術書を見て、ふとそのようなことを思い出した。

下記の中国書籍サイトを眺めての感想だ。

https://list.jd.com/list.html?cat=1713,9351


自分半導体技術者なので、半導体関係書籍の話になってしまうが、

Cadence社のVirtuosoの使い方が手取り足取り書かれていて驚く。

(Virtuosoは和書も無ければ、洋書もない。)


他にも、半導体プロセスについての書籍が600ページカラー刷りという、日本だとありえないもの出版されている。


書籍レビューが、内容ではなく、ちゃん印刷されているかといった本の品質面についてのコメントばかりなのは気になる所だが、

業務寄りの書籍も多く、理論実践の数冊読めば業務回していけるなと感じた。


研究費や給料待遇の話ばかり話題になるが、こういった所でも差が出ていると思うがどうだろうか。

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