2021-07-26

オリンピックピクトグラム

SNSでは大喜利が盛んですが、元々、1964年東京オリンピックの際、日本語表記のみ、英語に不慣れな国民が大多数という現状を踏まえ、「非常口」をはじめとした公共施設ピクトグラムデザインされたことで、世界中に普及しました。また、各種競技ピクトグラムもその際にデザインされ、以降大会ごとに特色を活かしたデザイン作成されています


また、ピクトグラム情報伝達性を活かし、音声言語によるコミュニケーションの困難をサポートする、「コミュニケーション支援用絵記号デザイン原則」があり、日常生活の中での様々な物体事象動作感情などがピクトグラムとして表現されています。これらを組み合わせて、並べることで、実際にコミュニケーション支援する取り組みも多く行われています。そして、2016年には日本から提案で、ISOとして標準化もされました。


面白い、とかシュール、とかとにかく批判したい、といろいろな言及がありますが、このピクトグラムこそが、現在まで続く1964年オリンピックレガシーなのです。

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