2021-07-05

とにかく疲れている

就職活動も、趣味音楽も、人間関係もとにかく全部に疲れた。苦しい現状を嘆くことすら面倒くさい。

自分の生きている人生のものうんざりしている。一念発起したところで自分自分で、いつまでも救えない愚かな怠け者で、わかっているくせに克己心のかけらも芽生えないあたり本当に救えない人間なんだと思う。

何が悲しいのかすらよく理解していない。自分が嫌いなのか、知人が嫌いなのか、労働が嫌いなのか、社会が嫌いなのか、人間が嫌いなのか。あらゆる全てがなんとなく嫌いだ。誰のことも許せない。狭量な自分のことが一番許せない。

環境に恵まれていたって結局自分自分で、もし心身ともに豊かに育つことができていたって、今と同じどうしようもなく情けない自分になっていたと確信している。だって今の自分より苦しい過去を背負っていても、今頑張って幸せに生きている人がたくさんいるんだから、じゃあ現状の自分の不幸は自分以外の誰のせいと言えるだろう。

つらいことから逃げれば勝手幸せになれると思ってた。待っているのは虚しさだけだった。就活ストレスから逃げても、大学卒業して単位心配から解放されても、心はずっとなんとなく憂鬱だった。その憂鬱すら怠惰正当化するための言い訳に違いない。落ち込んでいれば頑張らなくたって許されると思っているから、だから周りの人に励まされるとイライラするんだ。

人並みに生きている真っ当な人たちへの嫉妬が抑えられない。頑張って生きてるからそのご褒美として彼らは幸せを得ているのに、ずるいと思ってしまう。親の脛かじって生き延びている俺の方がずっとずるい。わかっている。

行動しなきゃなにも得られないのは当たり前のことで、だから手を動かそうとしているのに、その手を自分で止めている。どうせ報われないさ、そんなことやって何になる、と、また無気力正当化する。

自分が救われるべきではないことを理解しているくせに、幸せを求めてしまう。傲慢だ。

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