あのnote記事は、これまで認識が難しく存在が疑われることもあったものを言語化して認識しやすくした、という点に意味がある。
多くの人が指摘するように細部に雑な点はある。
女性に責任を負わせようという文章じゃないので責任の押し付けは感じなくていい。
ジェンダーロールというと男性の強さや権力の話も含まれるのでピントがずれる。
特に女性から、「そんな差別はない」とか「それは男女共通の問題」と言われ続けてきたものを、「あるかないかで言えばある」「男女共通の問題とはいえ、男性だけに特有の事情もある」というところまで議論を推し進めたのは大きな功績。現時点での女性への要望もそれだけだ。
100年以上の理論化と闘争の歴史のあるフェミニズムと比べると、まだまだ生まれたばかりで目標も定まらない運動で小さな声を上げただけだが、「あるかないかで言えばある」は状況改善に向けた第一歩として多くの人に勇気を与え共感を得た、ということ。
弱者男性差別は存在するから知ってください、のnote ・弱者男性差別は存在する ・弱者男性差別をしてはいけない という大筋の主張は納得するし同意するが、両手をあげて賛同できるも...
あのnote記事は、これまで認識が難しく存在が疑われることもあったものを言語化して認識しやすくした、という点に意味がある。 多くの人が指摘するように細部に雑な点はある。 女性...