微ネタバレあり
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
なんだか住人全員が「渡された台本そのまま読んでます」って感じですげぇ怖かった。
第三村自体が綾波とシンジ君へのわからせRTAのために構築された場所だから、住人達の心理描写がないのは理解してるんだけど、それにしても生活してれば多少苦しいことはあるじゃん?限界集落の不便さとか、日々食う物に欠乏してる様子とかさ。でもそんなのも一切合切省略されちゃって、「私たち普通に生きてて君のしたこと許してるから、なるべく巻きで元気になってね?」っていう空気が漂っているようで寒気がしたんだよね。
特にトウジとケンスケは友達なのに、「碇はよく戦ったよ。まあそれはそれとして俺ら生きなきゃいけないけどね?」ってスタンスだから、切迫感あって凄いイヤだった。ケンスケに至っては声優の演技のおかげか、口にする言葉ずっと説明口調でさ。「あ~、別に気遣ってくれてるわけじゃないんだ」ってスクリーンの前で鳥肌立っちゃった。
シンジ君は「みんな優しい」って言ってたけど、それ優しいんじゃなくてドライなだけや。
シンジ君を責める余裕も慰める余裕も無いから、「まぁ頑張って生きてね」って言って最小限のエネルギーだけで対応している。対人関係のリアルな感じが出てて息が詰まるわ。
俺があの村に連れて来られたら、最初の2週間は綾波のように協力するけど、そのうちシンジ君みたいに引きこもると思う。怖すぎて。