2020-12-12

つよつよエンジニアという存在

ITの話

 

世の中には、つよつよエンジニアと、私のような平凡エンジニアの二種類が存在している

つよつよはマッチョと言い換えても良いかもしれない

つよつよエンジニア大手企業とかメガベンチャーかに居る

彼らは**難しくて複雑なソリューション**を選択する

なぜそれがプロジェクトにとってより良いのか、私には分からない

本当に良いのかもしれないし、ただの流行りかもしれない

観察してみると、彼らにもイマイチ分かっていない気配を感じる

(そのソリューションは大抵遥か彼方の天才から降りてくる)

 

つよつよエンジニアは時としてベンチャー界隈に出ていく

そしてつよいソリューションで作り上げて、プロジェクトを出ていく

後任者がつよつよエンジニアじゃなかった場合、引き継ぎに問題が出て破綻する

そして私が変更することになる

私は平凡エンジニアでも読めて運用できるような普通ソリューション選択して、同じ平凡エンジニアに引き継いでプロジェクトを出ていく

 

会社選択するべき戦略は2通りしか無い

1.ずっとつよつよエンジニア採用し続ける

2.平凡エンジニアでも運用できる簡単ソリューションを心がける

 

1は、とりあえずテックリードをずっと抱えることができれば何とかなるかもしれない

ただし抱えられると思わないほうが良い

彼らはすぐに飽きて他に行く

 

私はたまにつよつよエンジニアばかりのプロジェクトから誘いを受ける

これは1の戦略で上手く行ってるところだと思う

しかしやはりどうしても話が通じない

彼らは大抵、平凡エンジニアもつよつよになるべきだと主張する

でもその難しいソリューションがどのようにプロダクトの価値を高めるのかあまり明確な答えを持っていない

から私は彼らのようになれない

 

私は彼らを否定したり責めたりしたいとは思わない

エンジニアが己の価値を高めるために、一つの方法として難しいソリューション選択するというのは有りだと思うから

キャリアを考えると、最適なソリューションが平易であってはいけないのだ

 

難しいソリューション選択してしまったプロジェクトは、大手でなければ人探しに非常に苦労している

それで私に回ってくるが、大抵は丁重お断りする

そのソリューションプロダクトにとってどうプラスの面があるかわからないと、結局どこかで迷ってしまうだろうから、平凡な私には扱えると思えないか

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