ITの話
世の中には、つよつよエンジニアと、私のような平凡エンジニアの二種類が存在している
なぜそれがプロジェクトにとってより良いのか、私には分からない
本当に良いのかもしれないし、ただの流行りかもしれない
観察してみると、彼らにもイマイチ分かっていない気配を感じる
そしてつよいソリューションで作り上げて、プロジェクトを出ていく
後任者がつよつよエンジニアじゃなかった場合、引き継ぎに問題が出て破綻する
そして私が変更することになる
私は平凡エンジニアでも読めて運用できるような普通のソリューションを選択して、同じ平凡エンジニアに引き継いでプロジェクトを出ていく
2.平凡エンジニアでも運用できる簡単なソリューションを心がける
1は、とりあえずテックリードをずっと抱えることができれば何とかなるかもしれない
ただし抱えられると思わないほうが良い
彼らはすぐに飽きて他に行く
私はたまにつよつよエンジニアばかりのプロジェクトから誘いを受ける
これは1の戦略で上手く行ってるところだと思う
しかしやはりどうしても話が通じない
彼らは大抵、平凡エンジニアでもつよつよになるべきだと主張する
でもその難しいソリューションがどのようにプロダクトの価値を高めるのかあまり明確な答えを持っていない
だから私は彼らのようになれない
私は彼らを否定したり責めたりしたいとは思わない
エンジニアが己の価値を高めるために、一つの方法として難しいソリューションを選択するというのは有りだと思うから
キャリアを考えると、最適なソリューションが平易であってはいけないのだ
難しいソリューションを選択してしまったプロジェクトは、大手でなければ人探しに非常に苦労している
そのソリューションがプロダクトにとってどうプラスの面があるかわからないと、結局どこかで迷ってしまうだろうから、平凡な私には扱えると思えないから