■anond:20201101205427

イジメというのは理由が先にあるのではなくて、

ほとんどの場合は「誰かをイジメたい」という欲求が先であり、理由は後づけなので、

そういうストレスフルな集団からは逃げるしかないと思っている

イジメ→虐待に置き換えても同じで、

例えば家庭内で児童が親から虐待を受けてるとしても、

その親は「誰かを虐待したい」という欲求が先で理由は後づけであって、

よく「躾のため」とかいうのは言い訳でしかない

虐待の矛先が子供に向かうのはイジメのターゲット同様に自分より弱いからであり、

家庭という密室だからという理由もある

イジメのターゲットも同じような理由で選択される

事態が明るみに出ないのは虐待する側にとって都合がいいのだ

親が虐待したいという欲求を持つ理由は、

親がそういう家庭でそういう育ち方をしたため、そういうストレスの発散方法しか学習できなかったか、

もしくはその家庭環境に虐待を誘発する何らかの理由がある

例えば、父親はそういう意味で育ちに問題があり、

母親はその父親に誘発されて一緒に虐待をするようになった、

といった感じである

つまり、イジメの加害者というのも親になれば虐待する大人になる可能性が高い

といっても、家庭環境というのは外からは見えない密室であり、そういった実態は一般的には分からない

虐待が連鎖するようにイジメの加害者も連鎖する、

というのはやはり育った家庭環境の影響が大きいように思われる

人間は自らの意思よりも環境に左右される生き物なのだ

Permalink | 記事への反応(0) | 21:51

ツイートシェア