2020-10-15

文系理系は頭の使い方が違うのではと思い至った

どちらも同じ学問で、根は同じだと思う。

昔は算術哲学は密接にかかわっていたという。多分初期の頃は、抽象的な概念創造という点で

文系理系は同じ頭の使い方=本質的抽象概念を操る能力必要だったのだと思う


しか理系分野の高度化で、パズルのような、表層的で具体的な概念を操る能力必要とされるようになった。

例えば言語分野は全く障害者レベルだが、算術に関しては天才的な技能を発揮するような人が居るように

記憶力、パターン化」が得意な事を求められた


文系理系が何故別れてしまうかと言えば、問題解決に対する取り組み方の違いだろう

文系はまず「本質は何か」と考えてしまう。故に「●●は自明」だとか「●●と定義する」とか

マイナスを掛けるとプラスになるのを図で表す」みたいな「表層的なもので動いてる」ものに関して

理解する事」を前提とするので、そこで止まってしまう。

勿論、マイナスを掛けるとプラスになるとか、自明だとか定義だとかを本当に理解できるのは大学レベルなので

そこまでやる時間はないし、そんなことしてたら足し算掛け算良くて因数分解中高生が終わる。


逆に理系は「答えは何か」と考える。なので「自明」とか「定義」とか表層的な先生説明をそのまま「記憶」して「パターン化」する。

そこに「理解」とか必要ないので、どんどん高度な計算に進んでいけるのだ。

なので理系論理と集合が苦手な人が多いと聞く。あれは理解必要な分野だからだ。


なので、その間合いを前提として

理系分野の問題を解く時は深く考えず、ゲームをするときのように(ゲームをするときプログラムまで理解しない)記憶パターン化を構成することに集中し

文系分野の問題を解く時は深く考え、その仕組みを体系化することに集中すればいいと思う。

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