どちらも同じ学問で、根は同じだと思う。
昔は算術と哲学は密接にかかわっていたという。多分初期の頃は、抽象的な概念の創造という点で
文系と理系は同じ頭の使い方=本質的・抽象的概念を操る能力が必要だったのだと思う
しかし理系分野の高度化で、パズルのような、表層的で具体的な概念を操る能力が必要とされるようになった。
例えば言語分野は全く障害者レベルだが、算術に関しては天才的な技能を発揮するような人が居るように
文系と理系が何故別れてしまうかと言えば、問題の解決に対する取り組み方の違いだろう
文系はまず「本質は何か」と考えてしまう。故に「●●は自明」だとか「●●と定義する」とか
「マイナスを掛けるとプラスになるのを図で表す」みたいな「表層的なもので動いてる」ものに関して
勿論、マイナスを掛けるとプラスになるとか、自明だとか定義だとかを本当に理解できるのは大学レベルなので
そこまでやる時間はないし、そんなことしてたら足し算掛け算良くて因数分解で中高生が終わる。
逆に理系は「答えは何か」と考える。なので「自明」とか「定義」とか表層的な先生の説明をそのまま「記憶」して「パターン化」する。
そこに「理解」とか必要ないので、どんどん高度な計算に進んでいけるのだ。
なので理系は論理と集合が苦手な人が多いと聞く。あれは理解が必要な分野だからだ。
なので、その間合いを前提として
理系分野の問題を解く時は深く考えず、ゲームをするときのように(ゲームをするときはプログラムまで理解しない)記憶とパターン化を構成することに集中し