また『「ミグタウ」が非モテの道!』みたいなバカが現れたのでいい加減警告しておく。
別にミグタウに限らないが、彼らは自己定義で都合のよく切り取って語ってるだけで、その言葉の意味に触れるつもりも理解するつもりもない。
自分で勝手に言葉を定義して『「ミグタウ」は穏健派の非モテです!だから素晴らしいんだ』とかトートロジーと変わりない。自分でそのおかしさに気づかないだとしたら、頭の正気を疑ったほうが良い。まぁ、「私は正気だから正気なのだ」と言うんだろうか。
そもそもミグタウの思想を理解していたら、公の場で「ミグタウは素晴らしい!」なんて言えるはずがない。
ミグタウの根幹を成しているものは強固な社会構造、ヒエラルキーが存在すると言う思想である。そのヒエラルキーとは「メスが最上位に君臨しその下にアルファオスがいて、メスとアルファオスで世の中を支配している。自分たち非モテは最下層のガンマである。そしてその価値は犬猫にも劣る」と言う家畜人ヤプーのような強烈な女尊男卑を内面化している。
そして、そのヒエラルキー最下層であるという意識は深い孤独、強烈な自己否定、存在否定に結びついている。自分は犬猫にも劣る社会的価値が皆無であり、世の中から見捨てられた存在だと言う意識。それがミグタウの思想であり、言うなれば消極的な自殺者だ。
そしてそのヒエラルキーを維持する事を是としないと言う意識から強い排外主義に陥る事もある。「私は社会に関わらない。だから社会も私に関わるな」と言う思想はミグタウ界隈ではしばしば見られる。(「私は助けられることは無いのだから、助けを求めるな」という方が近い)
これらは実際のミグタウコミュニティの自己否定や拒絶の一端を表したに過ぎない。しかし、それだけでもミグタウは非モテの救済になどなり得ず、ましてやフェミニストとの協調など持ってのほかだと言うことを理解するには十分だろう。
言葉は人それぞれで揺らぎがあり、意味が異なるものではある。しかしミグタウの思想に触れようともせずに自分の都合の良いように定義してこねく回すしてなんの意味があるのだろうか。彼らがやりたいのは「非モテの救済」や「非モテの苦しみの低減」などではないことは明らかだ。ミグタウ一つとっても、彼らを見る事も、その思想、苦しみを理解するつもりはさらさらないのだから。
自分で都合の良いように勝手に定義して都合の良いように論をこねくり回して悦に浸る。その言葉はお仲間に向けた馬鹿げたスピーチ以外の何であるというのか。