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友人が私に向かって、｢私ちゃん本当に可愛い。｣と言った。そう思うポイントも複数あげてくれた。
その時は「ありがとう。」と言ったものの、モヤモヤしたものが残っていた。
そして初めて気づく。この気持ちは、"みじめさ"だ。
私は、自分が人から可愛いといわれるような顔ではないと思っている。
目は元から二重で大きめではあるものの、鼻の横幅が広く顎が短くてバランスが悪い。そして何より嫌なのが輪郭で、笑うと頬が張り出して丸顔が加速する。
インスタにあげる写真はいつも集合写真か風景写真、でなければ食べた物、飲んだ物の写真。
友達と撮った写真でも加工がないものだと自分の不細工さに悲しい気持ちになり、保存すらしないこともある。
端的に言えば、自分の顔が好きではない。
ここまでは自分の問題なので、ただ自分が好きじゃないものに対して褒められても嬉しくないという話だと思う。
その友人は元が可愛い上に美意識も高く、私にいつも化粧品やエステや整形の話をする。
もちろん友人にだって多少のコンプレックスがあるから整形の話になるのは百も承知なのだが、そんな恵まれた容姿なのにこんな私に向かって可愛いと言うとは、どういうことなんだろう？と率直に疑問に思ってしまう。
要するに自分よりも可愛い友達から向けられる言葉を私は信用できないでいる。お世辞で、嘘で、私を喜ばせるためにそう言われているようにしか受け入れられない、それが私の感じた"みじめさ"の元になっている。
自信のある子はどうやって自信を身につけたのだろう。
周りから可愛いと言われ、愛されて身につくものなんじゃないか？だとしたら人の褒め言葉ひとつまともに受け止められない私はどうしたらいい？
"自分の生きる人生を愛せ、自分が愛する人生を生きろ"という名言があるが、そんな人生のスタートラインに立てる日はまだ遠そうだ…。
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ナマケモノやミニブタだってかわいいジャンルだしな
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