PISA2018の数学の平均点は37か国中31か国で男>女、OECD平均も男>女である。
37カ国がすべて「数学や物理学を学ぶ蓋然性、機会が男女ともに等しい環境を整」っていなければ、同じこと。
(この見方で男女の傾向を生得的な傾向に直結させると男のほうが読解力が低いという結論も受け入れざるを得ないのだが、それはいいのか?)
平均点が女>男の国でも、高得点層では男>女になっている。
これについてはNote内で自ら
男は女に比べて分布が広がっている
と述べているのに高い方にのみ着目して低い方を無視してしまっている。
この見方をするなら、数学を専攻しているような高度な数学力を持つ人間が集まる環境にいなければむしろ分布の中央付近と下位付近の人物に接触する機会が多いという結論になり、
一般人からしたら「論理的な男より論理的な女と接触する機会のほうが多い」という結論になるだろう。
学力テストの結果が全てだとは考えるべきでない(その後の進学・就職先によって論理的な思考が求められるかどうかは変わることが想定されるので)し、
学力テストは「テストを受けた集団は現状そうなっている」という確認に留めるべきであって「男女の生得的な差なのだ」と直結させるのは論理的だとは言えない。
突然高額な水道料金を請求され、「世界の突然高額な水道料金が請求されたときの原因ランキングでは『水の出しっぱなし』が優位だったので金を払ってほしい」と言われたら大半の人が反論できるだろうに、
男女の学力差の話になると途端に「世界のランキングでは×××だったので男女は生得的に△△△だ」と無抵抗に受け入れてしまうのは論理以外の何かが判断を曇らせているのではないかと思われてならない。
その場合「男だからといって必ずしも論理的ではない」と言うのが正確だろう。中には論理的な男もいるし、おそらくその数は論理的な女より多いから。
「中には論理的な男もいるし、おそらくその数は論理的な女より多い」というのは科学的にはエビデンスがない。 「男は(そもそも)論理的ではない」というのはあいまいな表現ではあ...
数学や物理学など論理性の高い研究分野には、世界中どこの国でも男性の研究者や学生が多い。これがエビデンス。 数学科や物理学科の入試で女性差別が行われているという事実は確認...
数学や物理学など論理性の高い研究分野には、世界中どこの国でも男性の研究者や学生が多い という事実が男女の論理性の高さに差があることの根拠だとするには、「論理性が高い人物...
既出の話 https://note.com/prof_nemuro/n/n1f11bb0775f9
PISA2018の数学の平均点は37か国中31か国で男>女、OECD平均も男>女である。 37カ国がすべて「数学や物理学を学ぶ蓋然性、機会が男女ともに等しい環境を整」っていなければ、同じこと。 ...
一般人からしたら「論理的な男より論理的な女と接触する機会のほうが多い」という結論になるだろう。 なるほど まあ、ランダムにマッチするわけじゃないから その辺に主観が入る...