数学や物理学など論理性の高い研究分野には、世界中どこの国でも男性の研究者や学生が多い
という事実が男女の論理性の高さに差があることの根拠だとするには、「論理性が高い人物は性別を問わず数学や物理学を専攻する」という前提をまず成立させなければならない
「アメリカ人と日本人に和菓子とスナック菓子を提示して好きな菓子を選択させた実験で、アメリカ人が和菓子を選択する割合は低かった」という事実があったとき、これを以て「アメリカ人より日本人のほうが甘いものが好きである」と言えるだろうか、と問われたら論理的に考えればNoだろう
和菓子とスナック菓子の馴染みの度合いが日本人とアメリカ人で等しくない以上、和菓子とスナック菓子にそれぞれ甘い食品、しょっぱい食品の代表をさせることはできないからだ
数学や物理学の話に戻せば、例えば「数学や物理学を学ぶ蓋然性、機会が男女ともに等しい環境を整え、かつ同一の学力テストを受けさせ、同一の採点基準で採点する」ということをしなければ専攻している人数の比率と論理的な人物の比率を同一とみなす根拠にはならない(単に環境による差の可能性がある)
「己と周囲の男を見る限り」という立論の出発点がダメ。 ×男はそもそも論理的ではない ○己と周囲の男は論理的ではない
一部の男が論理的じゃない時点で「男は」論理的であるとは置けなくなるのでやっぱり男は論理的じゃないんじゃない?
その場合「男だからといって必ずしも論理的ではない」と言うのが正確だろう。中には論理的な男もいるし、おそらくその数は論理的な女より多いから。
「中には論理的な男もいるし、おそらくその数は論理的な女より多い」というのは科学的にはエビデンスがない。 「男は(そもそも)論理的ではない」というのはあいまいな表現ではあ...
数学や物理学など論理性の高い研究分野には、世界中どこの国でも男性の研究者や学生が多い。これがエビデンス。 数学科や物理学科の入試で女性差別が行われているという事実は確認...
数学や物理学など論理性の高い研究分野には、世界中どこの国でも男性の研究者や学生が多い という事実が男女の論理性の高さに差があることの根拠だとするには、「論理性が高い人物...
既出の話 https://note.com/prof_nemuro/n/n1f11bb0775f9
PISA2018の数学の平均点は37か国中31か国で男>女、OECD平均も男>女である。 37カ国がすべて「数学や物理学を学ぶ蓋然性、機会が男女ともに等しい環境を整」っていなければ、同じこと。 ...
一般人からしたら「論理的な男より論理的な女と接触する機会のほうが多い」という結論になるだろう。 なるほど まあ、ランダムにマッチするわけじゃないから その辺に主観が入る...
流石に「女は男よりしゃしゃり出るな!」みたいなことを言う男はほとんどいないけど。 逆に「男のくせに」という差別言葉を使うバカ女はいまだに多いよね。