あのな、物事に対して「出来ない/実現不可能なこと」を説明するのって、「出来る/実現可能なこと」の100倍大変なんだよ!!!
マジ分かってくれ。
「出来る」は基本的に一点突破で問題ない。思い付きでもいい、何か方法を一つ説明して、それが通れば勝ちだ。
しかし「出来ない」には穴が許されない。「ほうぼうまで手を尽くして考え/調査しましたが、やはり無理そうです」というシナリオに落とし込まなければ、納得してもらえないからだ。
しかもその説明は、たった一点でも見落としがあれば、「出来る」派の追及によって、それだけで説得力を失う。
なんたる非対称!
加えて「出来ない」派は、「出来る」派に比べて圧倒的に評価されない。
いわく「理想が低い」「情熱が薄い」「夢がない」。。。そんなこと分かってるよ!
そりゃあ「新しいものを生み出す」「不可能に挑戦」のがかっこいいに決まってるし、そのほうが取り組んでいて楽しいのは間違いない。
「出来ない」を説明するために準備するのって面白味もないし、それで話が通ったとしても何の高揚感もない。
でもな、組織なり利益なりを維持するためには撤退戦が必要なことぐらい、みんな分かるだろ?
加えて言うのであれば、なんでも「出来る」に倒そうとするのって、圧倒的に中高年世代が多い。
おそらく今まで「出来る」だけを押し通して何とかなってきたんだろうし、そもそも負け方をあまり知らないんだろうな。
でも根拠のない「出来る」に振り回されて疲弊するのは、いつでもそれより下の世代!
あんたらがいつまでもファンタジーかざしてられるのも、夢のない世代が不毛な役回りを引き受けているからだろ?
本当はこんな文章書いたってむなしいのは分かってるが、書かずにはいられなかったので書いた。
悪魔の証明だな
👿