2020-07-20

一人暮らしで友人を迎えようとした星飛雄馬みたいになった話

地方住まいアラサー男だ。

毎年帰省時期は、帰省した高校時代の友人と集まって4人で食事をし、

スーパー銭湯に入り、最後は友人の実家の、たった六畳の部屋に集まって、酒を飲みながら麻雀ゲームをする。

そして足りない布団を奪い合いながら寝て、次の日遅めに起きて、ラーメンを食べてお昼に解散

これが楽しくて、大学時代から4人集まってはずっとやっている。

ただし、いつも気になっていたことがあった。

いい年の男が、毎年友人の実家に集まるのはどうなのだろうか。

友人の親や家族にはなんと思われているのだろうか。

迷惑じゃないだろうか。

だっていつも友人の親に謝りながらお邪魔してるし。

正直いい年して何やってんだと思われていないだろうか。

ちなみに私の家の実家には友人は呼べなかった(家が狭いので)。

からウィークリーマンションでも借りれれば良いのに。

若しくは、私がわざわざ地元内で実家を離れて一人暮らしでもすれば、

気兼ねなく皆を呼んで遊べるのに。

数年そう思っていた。

そんな時、転機が来た。

色々あって、私は地元内で一人暮らしをすることになった。

から皆が来ても良いよう、switchも買った。ポケモン楽しい

親は人が泊ってもいいよう、実家から布団を多めに分けてくれた。

部屋も皆が泊れるよう、10畳の部屋を借りた。

場所は市の中心から少し遠くて不便だけど、車文化から大丈夫だろう。

そして迎えたその年のお盆

地元に全員が揃うまで、まず私の部屋に二人の友人を招いた。

でもなんだか盛り上がらない雰囲気

なんとなく居心地悪そうな友人2人。

そんな感じで過ごしていると、最後の友人が地元に到着したとの連絡が来た。

なので荷物を持ち車に乗り、焼き肉屋に集合する。

焼き肉屋でいつも通り楽しく食事をし、銭湯へ。

そしていよいようちでお泊り…かと思いきや。

結局全員が向かうことにしたのは、いつもの友人の実家だった。

皆が求めていたのは、気兼ねなく遊べて泊れる広い部屋じゃなかった。

楽しい友人の実家の、あの六畳の狭い部屋だったのだ。

謝りながら家にお邪魔し、大きい声を出さないよう声を殺して笑い、

布団を奪い合い、背中を痛めながら寝るあの狭い部屋だったのだ。

求められていたのは、ただ仲間に入れて貰っていた私じゃなく。

結婚式で受け付けを頼まれる私じゃなく、

結婚式で余興を任され、いつも皆が一緒にいて楽しい友人だったのだ。

今も私の部屋には使わない布団が閉まってある。

ただ年末に、近所に住む友人の一人だけは、家を締め出されたと言って泊りに来てくれた。

あれはきっと優しい嘘なんだろう。

今年はコロナで皆帰省すらできそうにない。

というかその前にいい加減だれか結婚しろ

  • ええ友達がいていいね。大事にしなね

  • 集まって遊ぶ時にムードメーカー的な友人って一人はいるよな。 そいつのいる、いないでガラッと場の空気が変わるようなの。 俺がよく遊ぶ連中にもそういうのがいるから、似たような...

  • どこら辺が星飛雄馬なのか、誰か解説ぷりーーーーず!

  • おじさんと結婚しよ❤️

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