今のところ三つくらいの「第二波」があるようで一応整理しておきたい。
3.中国から日本に持ち込まれたウイルスを第一波、欧米からの帰国者が持ち込んだ第二波とするもの
1は私から見ると「第一波の取りこぼし」だと思うのだが、「第二波」と呼んでいる人が目にとまる。
はてなブックマークのブコメや身近なところでちょくちょく見たり聞いたりする。
これは、緊急事態宣言後かなり抑えこめたことで、次回に起きる再流行を第二波と呼ぼうと考えているのだと思う。
2は、スペイン風邪やSARSの記録から、大規模な流行が数ヶ月~年単位であとに来るものを第二波と呼んでいるのだと思われる。
経験的に、一度流行が収まったあとに二回目の流行が起きるものであるため、二回目の流行を第二波と呼んでいるのだろう。
3は、リンクを貼る。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/basic-science/467-genome/9586-genome-2020-1.html
リンク先にあるとおり、昨年末くらいから中国より入ってきたものを第一波、欧米を経由して帰国者が広げたものを第二波と呼んでいる。
私がこれを書き始めた経緯としては「1を第二波と呼んでいるやつが多すぎる!2が第二波だろう。
一度収まった後に突然変異が起きたウイルスが広がってくるから第二波になるのだ」と思って調べてみたのだが、
別地域や別種の動物に感染していってそこでウイルスが変異した結果がまた戻ってくるのを繰り返して、
「日本にとっては第三波、米国にとっては第二波」みたいなのができていって、
最終的にあとから振り返って初めて「あれが第二波だったか」と分かる性質のもののようである。
コミュニケーションコストが増えるのは残念だが、「第二波」という言葉を聞いたら自分で文脈を推測するか聞き直す必要があるようだ。
FXやってりゃわかるけど、見る時間によって違うよね 1日単位、1週間単位、2週間単位、1カ月単位の感染者数をグラフ化すれば、当たり前だけどそれぞれ波がある
勝手にテロとの戦いを第三次世界大戦って呼んでみたり米中新冷戦をそう呼んでみたり果てはコロナをそう呼んでみたりする連中、あのうすら寒さに共通する 本人たちは良いこと言って...