2020-05-08

ツイッターでほどよくモテている

業種が近かったり趣味が同じだったり、特に共通点はないけどふとしたきっかけでつながったりした、見ず知らずの異性のアカウントたちからほどよくモテている。

ほのか好意を感じる寸止めリプライや打たれるイイネの頻度などでモテてる感を感じている。

リプライで誰かとちょっと踏み込んで親しげにすると、ほかのアカウントが(ごく遠回しに)やきもちめいたそぶりを見せたりすることもある。

 

ウホッ、俺ってモテモテじゃん」

 

もっとも、DMが来たり言い寄られるほどではないので、これらは彼らの通常のコミュニケーション範囲かもしれず、こちらが勝手にそれを好意勘違いしているだけかもしれない。

でもそれでもいいのだ。錯覚であってもモテてる感を感じられているから。100%錯覚だと決まったわけではないし。

へんに下心アクションを起こして公式好意否定されてしまうくらいなら、シュレディンガーの猫のように、可能性の重ね合わせ状態に身を置いておきたい。

 

なので、ちょっと意味深だったり思わせぶりなシグナルを感じても、すっとぼけて気づかないフリをしている。

たぶんそういうどっちつかずの態度でいることで取り逃がしてしまう(しまっている)恋もあるんだろうと思う。

空振りや交通事故を辞さずに、かすかな兆候をつかんでどんどんトライエラーできる人が実際にモテる人なんだろうなと思う。宝くじは買わないと当たらない。

でも今の俺には、リスクをともなう本物の恋よりも、リスクのないハーレム錯覚のほうが心地いいんだ、いい気分なんだよ。

一生結婚できないな俺。

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