15km/hは自転車くらいの速さで、自転車で2時間かかる距離は30kmくらいある。30kmを2時間かけて来たって言われたら30km/2h、約分して15km/hだから自転車で来たのかな、と思う。地図を見て30kmくらいの道のりであれば自転車で2時間くらいで着くだろう、12時に目的地に着くことを考えて10時に出るのがいいかな、とかそういうことを考える。
または大体の歩行の時速は4km/hだから、徒歩15分で1kmくらいの計算になる。徒歩15分は駅近とは言わない。7.5分くらい、つまり500m圏内であれば駅近と言ったりその分家賃が高かったりする。自分の家から駅までの距離を測るのは面倒だが、大体の速度と時間で距離が分かる。そう計算してると好きな子が最寄駅から徒歩何分かで住んでる範囲が割り出せたりする。または震災等で交通機関がストップした際に会社から家まで何kmあるか知っていれば、例えば10kmであれば
=5×1h÷2
=5h÷2
=2.5h
つまり2時間半で帰れることが分かる。現実は途中で休んだりするからもっとかかるかも知れないけど。
終電逃してタクシー使うのであれば10km÷40km/hで15分くらいで帰れるかも知れない。
他にも歩く速さ4km/hと車の速さ40km/hで速さに10倍の違いがあるから、遅刻しそうな時は徒歩10分かかるところを1分に短縮できるかも知れない、とか(できないけど)。9分を金で買う。
速度は単位にパーという割り算の記号があるからややこしいけど、あるがまま単位ごと一緒くたに計算してしまえばいいんだって私の小学校の先生は言っていた。速度は暗算できる程度の簡単なものでも予定の見通しがつきやすくなるし、距離でなく作業量を分子にしたら仕事の速さとしても使えるし、暗算結果次第では別の手段に切り替えようって判断基準にもなるのでコレハイイモノダ。頑張って身につくといいなと思う。