私は承認欲求がとても強い。Twitterで仲良くなる人はフォロワー数が多い人ばかりだ。
そしてそこそこジャンルブーストに乗るのもうまくて、ランキングにもよくお世話になっている。(ここまで自慢)
今ハマっているCPは数年前に流行したもので(以後Aとする)、今では人がほぼいない。だけどハマってしまったものは仕方がなくせっせと小説を書いて投稿して増えないブクマを眺めている。一ヶ月ほど前に2作品投稿して、未だにブクマはどちらも一桁。今までの私からしたらあり得ない話だと思う。出来はほぼほぼ変わらず、ブクマ率(ブクマ数÷閲覧率)も悪くない。だけどただ人がいないCPだった。
数字至上主義の私はそれにめちゃくちゃ落ち込んだ。「全人類私の話読めよ!!!」って思った。
だから今流行りジャンルの大手CP(以後Bとする)を書いてみた。
年齢層が低いと聞いていたからわざと難しい表現はせずに、タイトルはラノベ風にして、行頭開けずに、地の文とセリフの間に一行開けた。
目論見通りちゃんと伸びてランキング入り。だけどその間に一個だけついたAの小説へのブクマの方が死ぬほど嬉しかった。
Bをブクマしてくれた人本当申し訳ないけど全然嬉しくなくて、やっぱ自分が熱入れて書いたものの方が喜べるな〜って思った。
Aはハマりたてて死ぬほど楽しくて楽しくて仕方なかったけど、Bは評価もらうために惰性で書いた感じ。
多分Aでブクマ貰うのが嬉しいのって自分の解釈めいいっぱい詰めて「どうこれ!? 私の解釈合ってる!? 好きですか!? 好きだよね!!!!!」みたい気持ちだから。だけどBは「これみんな好きそ〜」で書いたから解釈なんてなんもない。