本当にギュウギュウ詰めで隙間がない
そんな中目の前の人は女性だった
真っ先にそんな単語が頭をよぎり自分が持っているカバンと吊り革をギュッと握りしめる
安心すると女性からの匂いが気になってきた これだけの至近距離で女性と密着してたらしょうがないのだが
気にしないようにするも電車が揺れるたびに匂いがただよってくる
いやキモいと思われるのもしょうがないのだがどうしても意識してしまう
そのまま何事もなく目的地にはついたのだが
自分は田舎住みでまず電車に乗ることがなく乗っても一両貸し切りなんてざらなのだが
妻子はいるも夜はからっきし、不倫は風潮としてできない、風俗に行こうとするも家族の生活費に消え自分が使うお金なんてざらにない