私が「囲碁クエスト」で遊んでたのを見た子供が囲碁やりたいと言い出したので、囲碁教室に入れた。
私がルールを教えようとしたら、やりたいと言う割りに説明を右から左へ受け流すので、同じ年頃の子供達の集まる教室で教わった方がいいのかなと思ったのだ。
子供は教室でも先生の教えを右から左へ受け流しているので、19路で打つようになった今も基本ルールさえ覚束無いが、それでも楽しそうに通っている。
我が子が囲碁を始めるまで知らなかったが、この地域は子供囲碁が盛んで、こども大会も年に複数回開催されるために、近隣他県からも囲碁キッズがやってくるくらいだ。
大会を見てて思うが、囲碁は男女対等に勝負できる協議と毎度大会主催者が強調するわりに、優勝者は男子ばかりなのが謎だ。しかし、囲碁教室の成績上位者の三、四人に一人は女子がいたりするので、スポーツよりは確かに男女差は少ないと思う。けどやっぱり優勝は男子ばっかりなんだよなぁ。
競技人口は、囲碁教室の場合は半々か男子ちょい多めかな。入門時点では女子の方が多いかもしれない。
ある物凄く強い男子二人のお母さんに、お子さんは普段どういう勉強をしているんですか、と聞いたことがあるけど、勉強っていうか、囲碁が大好きだから暇さえあれば兄弟で打ってる。親から口を出したことは一切ない。囲碁やってる間は静かだから楽でいいわー、とのことだった。
女子にも強い姉妹がいるので、その三人のお母さんにも同じ質問をしてみた。ずっと姉妹で碁を打っている、と言っていた。
なお、下手な子供のお母さんにもまた同じ質問をしたことがあるが、家では全く碁を打たない、とのことだった。
そして保護者に聞いた話からすると、強い子供の中でも特に男子は時間があればずっと碁をやっていられるのだ。女子の強い子もよく碁を打つにしても、寝ても覚めても囲碁、という感じではない。