俺は新卒として米系企業に入社し、欧州大陸系、英国系と転職してきたが、それぞれで感じた英語について述べる。
1)米系企業
中学生から高校生まで日本人が勉強するのは、アメリカ英語だ。文法も発音も。
アメリカ人教師も「イギリス英語だと別の言い方をするけど、メジャーなのはアメリカ英語なので、アメリカ英語を覚えればいい」と言ったりする。
俺が働いていた米系企業では、アメリカ人が多く、車内の英語も多くがアメリカ英語。
感覚的にアメリカ人は、外国人が話す英語に厳しい。発音が下手くそだと、「何言ってるか分からない」と平気で言ってくる。
これを言われると萎縮しまって、話せなくなる悪循環に陥ってしまう。発音にコンプレクスを持つことになる。
欧州系企業に転職して、英語については世界が変わった。天国だった。
なぜなら、欧州大陸の人が話す英語はネイティブのそれではなく、皆第2外国語だからだ。
ネイティブ目線で俺の英語に物言いをする人はいない。皆、なまっているから。
アメリカ英語と比べて、むしろ聞きやすかった。ただし、彼らは英語をよく話すよくしゃべる。
アメリカ英語の発音やアクセントを話せなくて悩んでいた自分が馬鹿見たいとおもった瞬間だった。
アメリカ英語とイギリス英語は文法が若干異なるが、会社ではイギリス英語を見ることはなかった。
イギリス英語は一般に日本人にとっては聞きやすい英語だと思う。アメリカ人ほど英語の発音に厳しくないように感じた。
4) 結論