十数年前に一度だけ平日に会社を休んで警察署で免許更新講習を受けたことがある。
区役所に行く用があったのでついでに隣の警察署で免許の更新も済ませてしまおうという腹積りだったんだと思う。
この時のことは今でも鮮明に覚えているというか、もう衝撃的すぎて忘れられないんだが、
近づくと怒鳴り合っているのではなく、
爺さんが「はぁ???」と答える。
係員は大きな声で「お・な・ま・え・は???」
爺さんが大きな声で「はぁ????」
係員が更に大きな声で「おー・なー・まー・えー・はーー????」
なんだよこの無間地獄は、と、このやり取りを尻目に別の係員に促されて視力検査の列へ。
前に並んだ別の爺さんは視力検査の器械を覗き込んで「わかりません、わかりません、わかりません」と連呼。
その後、「まるー、まるー、まるー。」と叫び、
係員から「あのね、丸が切れてるところが右なのか左なのか上なのか下なのか教えて下さいね。」と教える。
「すいませーん、子供が愚図るので外に出てもいいですか?」と子供を抱いて出ていってしまう。
「えー、わたしもー。」と、2,3人が後を追う。
全員二度と教室には戻らなかった。
ネタのようだが、全て本当の話で当時何人かの友人には話さずにはいられなかった。
自分も人の事をどうこういうほど運転が上手い訳では無いが運転以前の問題だし、本当に様々なレベルの人たちが道路上を運転しているのだなと思うとぼーっと道も歩いてられないなと少しの間は気を引き締めていたと記憶してる。
現在では警察署の更新ももう少し厳しく行っていることを切に願う。
また、高齢者ドライバーの事故多発の現状を見るにつけ、増田で免許センター勤務経験のある人がこっそりなにか教えてくれないかなと期待している。
警察署や試験場で更新すると、めちゃ緊張した顔したヤーさんと必ずすれ違う 都庁で更新だと選抜選手みたいに品のいい人しかいないね