2019-07-28

一人の書き手勝手に死んだ話

数年前、同ジャンル人間うんざりしたので本を出すのをやめたことがある。

「やめた理由を人のせいにするな」「そんなことでやめたなんで大して好きじゃなかったんだろう」とか言われると思う。

でもやめた。SNSアカウントも消した。


理由は上に書いた通り、ジャンル人間うんざりして疲れたから。もちろん全員じゃなくて一部の何人か。

原作がその人達の嗜好に合わない展開になれば、私や他のフォロワーさんが喜んでても不機嫌になって空リプで嫌味。

明確なdisじゃない、それでも何回も繰り返されてればわかる。

それを何人かがふぁぼってるのもまる見えだった。(当時はふぁぼだった)

ミュートもブロックもなんとなく悪いような気がしてやってなかったんだよね。これは自分自衛がなってないのが悪かった。


好みの違いは仕方ないし、自分アカウントでなにを言っても自由だし、スルーすればいいだけだし別に…


って思ってたんだけど、徐々に消耗して嫌になっちゃった

本人たちは悪意だと思っていない悪意を少しずつ浴びるの、疲れるよ。削られる。


ある時、そのうちの一人が別アカウントに引っ越すと言い出したので、これで見なくてすむなと思ってたら、まさかフォロー申請がきた。

プロフィールに堂々と愚痴アカですって書いてあるアカウントから申請がきたということは、同類だと思われてたんだろうな。

というか同類だったんだろう、自分が気づかなかっただけで。それもショックだった。もしかしたら自分も同じことやってたのかもしれない。

今までのことを思い出したらすごくしんどくなった。

実感してたよりずっと消耗してたことに気づいて、勢いのまま自分アカウントを消した。


ずっと私の本を買ってくれた人だったけど、大変な思いをして出す本がその人の手に渡るのかと思ったら嫌になったから本を出すのもやめた。

毎回本を手に取ってくれた人はもちろん他にも何人もいたけど、どうしても耐えられなくなった。


明確なdisだったらもっと普通に怒って終わりにできたんだと思う。

日常ツイの中に混じって不意に現れる悪意を目にするのが嫌だった。それが蓄積されてコップが溢れてしまった。


いや、悪意って書いたけど、悪意じゃないんだと思う。

ただ合わなかっただけで、ミュートすればお互い平和だったんだろう。


いい子ぶってたからだめなんだと気付いたので、今はブロックチャンスを逃さないようにしている。

もう死にたくないからね。

  • 人間関係がめんどくさいのはわからなくもないけど勿体無いなあとも思う

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