2019-06-08

国政選挙に3つ以上の選択肢は無い

選挙は「より良い政党を選ぶ」ものでは無く、「今の路線OKかどうか」を選ぶものだと思う。

どの党が勝とうと、結局その党は馬鹿だったり腐敗したりするものであって、

どこかに清廉潔白で有能な党があるとか、

他の党よりマシな党があるとか、

そのように判断できる物では無い。

どの党が与党になろうと、ダメものなのだ

より正確には、どの党が与党になれば良いかは分からないし選べない物なのだ

しろ名前スローガンくらいしか分らん人達の中から選べって言われても正解なんて選べるハズがない。

選挙前ならば誰だって何か良さそうな事を言うだろう。

そんなものが信用できるはずがない。

問題文も示されずに解答用紙を埋めろと言われているようなものだ。

ただ、その中で国民が明確に選べるものがあるとしたら、

それは「今の路線OKNGか」だけだ。

それだけは明確に選べる。

与党に入れるか入れないかだけだからだ。


俺は、不美人投票の消去法で選んでいた。

どれもダメだとしても、「よりマシ」な党を選ぼうとしていた。

だけど、それは完全にではないにせよ間違っていた。

というか意味が無かった。

よりマシな党なんて選ぼうとしても、選ぶ根拠がない。

ただ今の政治で良いと思うのなら与党に入れれば良く、今の政治ではダメだと思うのなら野党に入れるべきなのだ

国民に選べるのはそこだけであり、そこさえ選んでおけば、与党となった党に「支持される基準」は伝えれなくても「支持されなくなる基準」は伝えられるからだ。

同時に、それこそが選挙存在意義であり、「任せはするが最後手綱国民が握る」という議会制民主主義制度の意義なのだ

有権者にできるのは、より良い代議士を選ぶ事ではない。

変えた時に、変えた先の相手が今よりもマシである保証はない。

ただ今の代議士に任せ続けるかを決める事だけだ。

従って、国政選挙選択肢は多くあるように見えて実質は「今の路線OKNGか」の2択だけであり、党が何個あろうと3択以上にはならないのだ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん