2019-04-30

GAFAへの技術者流出問題になっているけど

それくらいじゃ日本大手は本気で慌てないと思うんだよね。というか多分そこまで慌てていない。

からGAFA日本大手もっとはっきり言えば大手SIerを本気で慌てさせるために、一流PGだけじゃなく、一軍PMコンサルも引き抜け。

彼らの働きぶりは低く見積もっても、年収3000万くらいの価値がある。


ちなみに大手の一軍というのは、それぞれの会社では事実上の「最終決戦兵器」と化している。

すなわち、炎上して大火災になったプロジェクトを、会社が本気でクローズさせようと決心した段階になって、ようやく登場するんだよね。

そう、あのみずほのように。

極稀にプロジェクト最初からいることもあるけど、それは日本SI天国案件が数えるほどしかない理由でもある。

というわけで、そんな神の手(?)を持つ紳士淑女を、消防士あるいは特攻隊長みたいな仕事で、まさしく火事場の渦中に特攻させるなんて、それこそ日本ITの損失だわ。

そこでGAFA新サービスとしてのSI事業の中核を、大手から引き抜いた日本最高レベルの「手配師」に任せれば、あっという間に日本SIGAFAが牛耳るようになるだろう。


もちろんこれだけITが発達した現代において、大企業官公庁の基幹システムGAFAに押さえられるというのは、日本グローバル企業という「世界帝国」に支配されることを意味するのだが、なんだかそっちのほうが良さそうに見えちゃうんで。

  • Googleの Sier事業はもう始まってるよ https://cloud.google.com/consulting/

    • もう始まってるのか。 個人的に興味あるのは、現場が思いつきと臨機応変で回しているような、そのままだったら条件分岐や例外が多すぎて実装不可能な「非定形」業務を、googleがどう...

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