その日終電ギリギリで乗り換えの山手線駅へたどり着き、乗り換えの階段を駆け上がり改札を潜ろうとした所、Suicaのチャージ残高が足りずせき止められた。
急いで券売機に走りチャージする。そこで駅員の「乗りますか?」の掛け声に「乗ります」と返答。
しかしそこで改札を通ろうとするタイミングで「電車行ってしまいました」と。
駅員の言ってることは正しい。彼に非はない。
とはいえそこでイラッとするのは人間として致し方ないことであろう。
もちろん声を荒げたり、何かしら警察のお世話になるような行為はしない。
この時間であればタクシー乗り場の先頭にたどり着くのに、タクシー行列最後尾から数十分〜1時間はかかるであろう。
その先頭のタクシーに乗り込んだ。そして静かに自宅への経路を案内する。
そして1駅の距離でしかないため、タクシーの初乗り料金410円以内で家にたどり着く。
もちろん支払いは電子マネーだ。
その手数料が運転手の稼ぎの中から支払われることはもちろん知っている。
あのタクシーのおっちゃんは1時間並んで得られたのは410円。
もちろん良い気はしないだろう。
でもそれは私の気を晴らすために、イライラが彼に向けられた結果である。
私はそれを悪いとも思っていない。
道理っていうか正当化ってかんじ