昭和の宮崎ブーム(新婚旅行)の写真に見る一つの不思議|西部湯瓜https://note.mu/save_yuri/n/n9541d7cb41e1
この写真、なんだか現代で言うところの新卒社員の入社式みたいだ。
だけど、こちらは新婚夫婦同士以外は皆赤の他人なのだから、みんな同じ格好であることの違和感は入社式以上のものがある。
一体、なんということなのか。
結婚という人生の一大イベントにのしかかる重圧は当時の社会環境を考慮しても現代の比ではないかもしれない。
そんな中で、当時の彼らは大真面目に本気でこの光景の一部になることを望み願い、努力し、実現にこぎ着けたのだろう。
そしてそれを半世紀後に偶然見かけたKKOの俺が「ウワッ」とか「これはちょっと。。」とか「ねーわ」とか言っちゃうわけだ。
だけど、この出来事は本人たちにとってはとても尊い出来事であることに間違いない、というのがなんとも不思議で、諸行無常というかなんというか、この感じを適切に表現する言葉が見つからなくてなんとももどかしい!