陰口とは本人不在の中で主にその人の悪態を周囲の第三者に晒して批判し合う行為だけど、
ブログやツイッターの普及で生活圏内で遭遇した「悪人」「常識はずれな人」「変人」「ダメな人」「単純に気に入らない人」をネットで不特定多数に晒して批判し合う光景が頻繁に目につくようになってきた。
最近、SNSを見ていて一番消耗するのはこのネット陰口が原因だということに行き着いた。
公共の場で偶然出会った人を特定困難なモヤっとしたレベルで晒すならまだ理解できるものの、本人も見る可能性がある同僚や仕事で会った人の負の側面(主観や決めつけも含む)を限りなくはっきりしたディテールで晒す人には恐ろしさを感じるし、自分が晒される側になったときのことを想像すると、いくら晒されている人に問題があったとしても嫌な気分になる。
晒した本人は嫌なヤツに対して溜飲を下げたり、無能者を見下したり、あるいは単純に承認欲求を得るために書いているのかもしれないし、読んでる人も便乗してストレス解消したりカタルシスが得られることもある。しかしわたしのような心の弱い人間は同時に心に澱みが溜まっていくのを感じるのだ。
最近、SNSを見ていて一番消耗するのはこのネット陰口が原因だということに行き着いた。 嫌なら見るな
ネット陰毛
これ、小町から流入してきた私へのネット陰口