2018-07-18

ハッピーシュガーライフ宮崎勤事件

宮崎勤事件というのがあって簡単に言うと小児性愛オタクが幼い女児連続誘拐殺害などなどをした事件で,世間オタク犯罪予備軍というオタクロリータに対する蔑視確立させた出来事なのだけれども社会学者大澤真幸犯人動機小児性愛ではなく幼少期の身体障害祖父の死に際する独特の認識に基づくものだというアプローチを取っていて,ここで犯人は「おっかない・甘い」という指標に基づき,これを絶対的ものとして犯行を行っていた.

ハッピーシュガーライフという母親から異常な形の愛を注がれた故に愛を知らずしかし執着し他人と付き合っても楽しいとは思わない主人公さとちゃんが何らかの成り行きでしおちゃん(知らない人の子供)の首を締めようとしている母親イーゼルで殺してノコギリで解体し,生き残った二人で楽しく甘い生活を送るパーソナリティ障害(シゾイド境界性)についてのホラーアニメでも主人公は苦い・甘いという指標に基づいて行動していてこれもなんだか似た構図が展開されている気がしたのですよ

cf: 山内春光 「今田勇子から宮﨑勤へ」https://gair.media.gunma-u.ac.jp/dspace/bitstream/10087/6081/1/01_%E5%B1%B1%E5%86%85.pdf

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