2018-07-17

結婚メリット

こんなこと、どこにも書けないからここに書く。

結婚してから、気がついた。

警戒しなくていい男性との同居は、すごくラク


子供の頃から男性に注意しろと刷り込まれた。

周辺では、子供を狙った性犯罪も多く(それとなく噂になる)、

下着泥棒も覗きも多かった。

「下着を外に干すから」「風呂場で女が歌っていたら覗かれてもしょうがない」と、

被害は常に、被害者の不注意のせいとされた。

私もそれを当たり前だと思っていた。


父や男兄弟は、私を性的に見たことはない。

彼らの名誉のために言うが、皆無だ。

にも関わらず、私は父や男兄弟のことも、どことなく警戒していた。

いや、警戒とは、少し違う。

「この人は、その気になれば私をねじ伏せることができる。

それをされたとき、悪いは私なので、注意しなければならない」

と、常に頭の中にあった。


この意識は、今もある。

どんなに紳士的な男性に対しても、一定の警戒をしなければと考えてしまう。

それが失礼なことだとわかっているので、外に出ないよう、振る舞いには注意している。


夫と結婚してから、思った。

性的パートナーである男性との同居は、本当に楽だ。

男性がいることで一定の防犯効果がある。

かつ、相手性的に見られても構わない、

しろ性的に見られたい相手

そして、私は夫のことを、「絶対に私が嫌がることはしない」と信頼している。


もうひとつ、既婚女性であることで、

恋愛性的関係対象に見られる可能性は下がる。

警戒の程度と範囲を少しは下げられる。

加齢×既婚のかけ合わせ効果も大きい。

警戒しなくてもいい男性存在する。

その人と一緒に暮らしている。

それがこんなに楽なことだとは。

私にとって、これは結婚の大きなメリットひとつになっている。


追記:年齢、既婚問わず性的に見られる可能性があることは、

周囲の例を見ても、嫌というほど実感しています

男性が年齢関わらず性欲や性的関心があることも。

ただ、若い・未婚の時に比べればマシということです。

なので、「警戒しなくてもよい」ではなく、「警戒の程度と範囲を少しは下げられる」と書いています

  • 四六時中が一緒なんだから分かんないじゃん  珈琲に睡眠薬を混ぜられて寝てる間に体をなめまわされても分からない  な~んか距離や監視装置があって安全なはずの相手を最大警戒す...

  • 相手が夫であっても、自分が望まない時に性的関係を持つ事を強要される事は十分あり得ると思うけれど それは絶対にあり得ないとまで信頼出来る相手なのか 父親や兄弟であっても信頼...

    • なんかピンとこないんですが、女性の方ですか?

    • 世の中絶対はないけれど、夫のことは信頼しています。 矛盾しているけれど、信頼とはそういうものかなとも思います。 夫に求められた時、体調が悪かったり、疲れていれば、その旨...

      • その信頼を父親や兄弟には持てない、ってのが 父親や兄弟を特別に信頼していない毒家庭育ち 夫だけを特別に(盲目的に)信頼しているお花畑 のどちらかなのかなーと。

        • 毒親、毒兄弟ではないと思います。 親兄弟が信頼できないというよりも、 世の中の異性を「性的に見られたら困る人」「性的に見られてもOKな人」に大別して認識している気がします。...

          • 結婚するような年齢になると、親兄弟だったらお互いの裸を見ないように・見せないように気をつけるもんね。 異性に対するマナーの適用範囲内に親兄弟はいる感じ。 夫だと裸見られる...

  • なんで増田って定期的にこういう女の惚気エントリあがんの?こちとら男日照り25歳。お幸せに。

  • 今は既婚だとか高年齢だとか関係なくオンナとして見られてる時代なんだけどな。 ジジイどもだって性欲はあるんだぞ。

  • 老けただけだろ

  • この人は夫のことが相当好きだからこういうことがいえるのだろうけれど、将来もずっとそれが続くかどうかは保証はないから難しい。運良く一生続いたらいいと思うけど…… 私の両親...

    • 永遠は存在しませんが、この状態が、ずっと続ていけばいいと思います。 また、夫にも、「この人は俺が嫌がることはしない」との安心感を持ち続けてもらえるよう、頑張りたいと思い...

  • わかる。すごくわかる気がする。私が結婚生活を送っていた20年近く、増田にとても近い気持ちで生きていたので。 良い人と結婚できてよかったね。幸せでいて。

    • なぜかわからないけど、とてもうれしいです。 何と言ってよいかわかりませんが、 本当に、ありがとうございます。

    • 死別?

  • 女は今日も 再投稿

  • https://anond.hatelabo.jp/20180717184216

    • 私年収300万も無い男と下方婚したんだけど、私もしかして女じゃないのかな?

      • バンドマンかお笑い芸人か、芽が出そうで出ない男をインキュベートするのが好きな女はそこそこあるよ。

      • 人じゃなくて女神かもしれん 一度調べたほうがいい

  • そもそも結婚のメリットは女性に大きいのであって、男性には少ないと言われてるから、男性にとってのメリットを知りたい。 (なお、稼げるキャリア女性にとってのメリットはあまりな...

    • つまり女は下方婚しないので社会として男女の待遇格差を是正してはいけない。 いや、待遇差こそが社会として積み上げたもので、待遇差の是正のほうが奔放主義のネオリベ的な言説だ...

    • 逆では? だから高齢独身者は「男性=結婚できない」「女性=結婚しない」から、と言われがちなわけだし。

      • 上方婚という統計的事実があるのに妄想だけで「女性が結婚しないのは本人の意思」って捻じ曲げられるのすごい

        • 上方婚と「女性が結婚しないのは本人の意思」の関連性が分からないわけですが

          • そもそも女性より男性の方が結婚のメリット大きいって主張が 女性による上方婚って統計的事実で崩れるから 「女性はメリットが少ないので自分の意思で結婚しない」って主張も一緒に...

            • 金銭的なメリットがないなら結婚しないってだけの話だもんな

            • それ、「男性は金銭的メリットが無くても他のメリットが莫大だから結婚したがるが、 女性は金銭的なメリット以外に結婚するメリットはまったくない」って意味になるんだけど 金銭...

              • (なお、稼げるキャリア女性にとってのメリットはあまりないと個人的には考えてる) って言ってんだから最初からメリットの中心はカネの話だろ

    • ずっと一人暮らしだったから帰ってきたら部屋が明るくて、おかえりって言ってくれて、ご飯があるのが嬉しい。 でもこれ別に結婚じゃなくて同棲でもいいわな。

  • 似たような増田が以前あったな、と思ってたけど思い出した。 https://anond.hatelabo.jp/20170603022543 これだ。 ついでに 「女一人だとナメられるし男と同じ仕事をしても評価されないけど、結...

    • 畑を放っておいたら収穫はありませんから、当然ですよ。 人間は社会的な動物じゃなかったんですか。

    • 逆に、いわゆるフリーの仕事だと、 「結婚後は仕事をセーブしている」前提で見られて、既婚が不利になることもあるよ。 イラストレーターの水谷さるころさんも言ってた。 私も似た...

      • 女があれこれ理屈をつけて逆のライフスタイルを選択しない以上、偏見は偏見のまま存在し続けるだろう

      • 勤め人でも既婚女はどうせ子供産んで辞めるか仕事セーブするんだろ前提で 評価下げられるってのはよくある話だし その会社なり業界の風潮によるんだろう

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん