しばらくキャッシュフローの心配をせずともよくなった経営者ライフをいかがお過ごしでしょうか。
ステークホルダーが増え、IPOなど先々の展開を見据えた社内の制度・組織の再編などが行われ、
これまでは自身の鶴の一声で済んでいた事柄もなかなか動かないことに息苦しさを感じつつも、
そのステークホルダーのネームバリューも相まって、今までとはレイヤの違う方々と会う機会が増え、
ステージが変わった。フェーズが変わった。そのように感じていらっしゃることでしょう。
振る舞いや目線、注力すべき事柄を変えるべく、日々努力されていることと思います。
さて、今回はそんな経営者様に一つ、お尋ねしたいことがございます。
私のような立場でこのようなことをお尋ねするのは不躾な事とは理解しつつも、
真にあなた様を思いますが故の戯言でございます故、ご容赦いただますと幸いです。
いわゆる「お偉いさん」と話すこと、
あなたの足元にあるそれは、本当に「事業」と呼べるものですか。
あなたはあなたのその事業において「何を大切にすべきか」という確固たる仮説をもっていますか。
もしかしたらあなたは自社の置かれているフェーズを見誤っているのかもしれません。
何に頭を使うべきでしょうか。足元がお留守になっていないでしょうか。
今一度考えてみてはいかがでしょうか。