2018-07-07

資金調達をして少し経ったベンチャー経営者様へ

しばらくキャッシュフロー心配をせずともよくなった経営者ライフいかがお過ごしでしょうか。

ステークホルダーが増え、IPOなど先々の展開を見据えた社内の制度組織の再編などが行われ、

これまでは自身鶴の一声で済んでいた事柄もなかなか動かないことに息苦しさを感じつつも、

そのステークホルダーネームバリューも相まって、今までとはレイヤの違う方々と会う機会が増え、

ステージが変わった。フェーズが変わった。そのように感じていらっしゃることでしょう。

経営者自身におかれましては、フェーズの変化に合わせ、

振る舞いや目線、注力すべき事柄を変えるべく、日々努力されていることと思います

さて、今回はそんな経営者様に一つ、お尋ねしたいことがございます

私のような立場でこのようなことをお尋ねするのは不躾な事とは理解しつつも、

真にあなた様を思いますが故の戯言でございます故、ご容赦いただますと幸いです。

「本当にフェーズは変わっていますか?」

ステークホルダーが増えること、社内の規定制度が整うこと、

いわゆる「お偉いさん」と話すこと、

これらはどれも経営者視点からは大きな変化に見えますが、

会社フェーズの変化を意味しません。

調達前と比較して、本当に事業のは進んでいますか。

顧客に対して価値を届けられていますか。

あなたの足元にあるそれは、本当に「事業」と呼べるものですか。

何に資金を投じ、何に投じないのかが明確になっていますか。

あなたあなたのその事業において「何を大切にすべきか」という確固たる仮説をもっていますか。

すべてにYesと答えられない場合

しかしたらあなたは自社の置かれているフェーズを見誤っているのかもしれません。

キャッシュフローについて思案する必要がなくなった今、

何に頭を使うべきでしょうか。足元がお留守になっていないでしょうか。

今一度考えてみてはいかがでしょうか。

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