ある弱小アフィブロガーが、「炎上上等」というタイトルで持論を展開する記事を書いているのを見た。
タイトルに「炎上上等」と付けているが、記事の中で書かれている持論は相当に日和っている上に具体性の無い物だった。
タイトルに「炎上上等」と付ける事で記事の読者を増やしたかったのだろう。
最近、このブロガーに限らずだが、"炎上"という物を勘違いしている人が時々見受けられる。
「炎上すれば注目を浴びる→注目を浴びれば宣伝になる」と、意図的に炎上を起こそうとしている人も居る。
だが、「"炎上"とはそういう物ではないんじゃないか?」と思ったので今回記事にした。
ここからは私的見解となるが、私はこれまで様々な炎上を見て来て、炎上には共通して必要な物が有ると感じる。
少し前の話だが、こんな出来事が有った。
著作(ライトノベル)のカバーイラストがポルノ認定され広告を禁止された件についてTwitter日本支社に行ってきた話 - Togetter
あるライトノベルの作者がプロモーション...つまり、宣伝のためにTwitterに広告料を支払っていたのだが、
宣伝ツイートの内容が不適切であると判断され、広告から除外されたという物だ。
これについて、この作者はTwitterの日本支社に異議を申し立てに行った。
そして、この異議申し立てに行った事が話題となった。
こういうのこそ正しく「炎上」だろう。
では、炎上には何が必要なのか、それをこの件を例に示してみよう。
第一に、「多数の人間が共通して憤る対象となる存在」が必要だ。この案件で言えば「Twitter社」がそれになる。
次に、その憤る対象に対して実際に異議申し立てや抗議を行いに行く存在。異議申し立てや抗議に行く存在がいる事で、
その出来事が現実に起こっている事なのだという「リアルさ」が見ている側に増す。
そして、「リアルさ」が増す事により見ている人達に「一体感」が生まれる。
後は、実際に異議申し立てや抗議に行っている様子を実況ツイートする等で生で見ている感じ、つまり「ライブ感」を皆に与えれば良い。
炎上は起こそうと思って起こせる物ではない。
炎上を起こすには「多数の人間が共通して憤る対象」と「その対象の存在が現実の物であるというリアルさ」
「リアルな物を見ているという一体感」と「それが現在進行形で起こっているライブ感」を見る側に与えなければならない。
机の上やパソコンの前に座って文字を打っているだけでは炎上は起こせないものなのだという事を、その弱小アフィブロガーには学んで欲しい物だと思った。
なんかのダイエット食品のステマ記事で「タレントのナントカが激ヤセで炎上!」とか見かけるけど、そのへんまで来ると炎上の意味わかってなさそう。 まあ、そんなミジンコ以下の語...
援交というビジネスモデルこの増田主も、炎上という言葉を誤読している人だなあと思った。炎上覚悟で書いている所に水を差す様で悪いが、「単純に下らなくて炎上に値しない記事」...
言葉には絶対不変の意味など無いぞ低能w それは誤読でもなんでもない