2018-01-14

若い頃は詰め込まれものを只々消化していた。今は新しいことを自分発見したい。

自分の中で常識だと思っていたことが崩れる瞬間があった。

何気なくアマゾンプライムをみたら、新作アニメゴロゴロでてきた。

げんなりする。新しい物は好きだ。でもこれは自分発見したものではなく新作紹介として提示されたものだ。毎週毎日、これらがどこかで追加されていき「アニメ見ろ、ゲームしろ原作を読め」と無言の圧力をかけてくる。他者が口に運んでくれるもの咀嚼するだけ。

一気に覚めてしまった。

自分は今まで新しもの好きだとばかり思っていた。だけど違う。年代が新しいもの自分のところに来ることを喜んでいただけだ。SNS流行するものを追っては捨て、拾っては投げ。上流からくるものを眺めていることを最先端勘違いしていた。


中年が昔の映画や本を読む理由がわかる。

温故知新とか懐古主義とかではない。古のオタクたちは与えられるだけで過ぎ去っていく毎日が嫌になったんだ。新しいもの発見する喜びを失わずしか世間の傍流と体内時間が狂ってきた時、自分の奥底から信じられる価値観の中で探求したいという気持ちが湧き起こってきた。


ニュースは見る。新聞は読む。新作アニメはチェックする。だけど大量のコンテンツをただ消化するのは懲り々々だ。自分で研いだ槍で武装したい。

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