フリーランスという働き方はもう珍しく無い。
彼らは大変優秀なプレイヤーだが、顧客との摩擦を異常に恐れるところがあるように感じる。
守ってくれる組織がいないので、お客様の機嫌を損ねると、明日のおまんまに影響するかもしれないからだ。
WEB業界においてフリーランスの顧客は発注元である広告代理店や企業だ。
WEB屋をやっている以上、一般ユーザーに評価されるものを作らなければならないが、
知識の浅い代理店や企業の担当者が、間違った知識を元に、間違った指示をしてくることが多々ある。
その時、WEB屋としては、担当者に「こうこうこうした方が良い」と提言する必要がある。
が、確執を恐れて、これを丁寧にできないのだ(丁寧に、と言ったのは、全くしない訳では無いという意味。すぐ諦める)。
結果、おかしな出来のものがそのまま一般ユーザーに届くことになる。
これが会社だったらうまくいくのかと言われると、全ての会社がそうでは無いだろうが、
会社は案件をいくつも並行して進めるものだし、一社おかしなクライアントが居なくなったところで、なんてことはない(少なくとも弊社は)。
良い仕事をしたいから、どんどん提言する(言い方はもちろん気をつけるが)。
フリーランス同士で仕事を受発注すると、友達同士がナアナアで仕事をしているようなことになる。
誤解を恐れずに言うと、
という訳で、フリーランスという働き方に魅力を感じない。
自分でも言うとるが、職業柄仕方ないんじゃない? 言ってることが正しいなら、問題なのは社会の組み上がり方の方だろ