漫画のワンシーンで、ある登場人物が別の登場人物のことを意味ありげに見つめるコマがあって、
「考えすぎ!!作者はそんなこと考えてない!!違うと思う!!恋愛を示す描写ではないと思う!!たまたまちょっと見てるだけ!!」と必死に否定する
顔を真っ赤にして股をジュンジュン濡らしながら「私はあなたのことが好きです!!結婚してください!!」と言わないと恋をしている証拠にはならないのだそうだ
そのキャラのことが好きだから他のキャラクターに恋しているわけじゃなくて信じたくないってわけじゃなくて、
本人だって何の思い入れもないただのモブ同士のやりとりでも必死に否定する
おそらく○○だろうってことが類推される場面、書き手がそう類推してほしいことが明らかな場面でも
「明言されてないんだから!」「証拠がない!」「決めつけるなああ!!」と絶叫する奴をたまに見かける
いったいどうやって生きてきたのか。学生時代国語の成績はどのくらいだったのか
「たぶんこういう意味なんだろう」と思うことができずに、「明確な証拠が出るまで永遠に意味は不明!!」と思い続ける人生
エーミールは「僕」に嫌いだとか失望したとかいう言葉はひとつも使っていないのでエーミールは「僕」を軽蔑しているとは限らない。決めつけてはいけない
猫が箱に入ってから一週間、箱からは腐臭が漂い蠅が飛び汁が漏れていても箱を開けるまで猫は死んでいるとは限らない。決めつけてはいけない
箱を開けるまで、猫は死んでいるのではないだろうか?と意見することすら許されない
死んでんだよ、それ。腐臭がしてんだぞ。ここはいったん「死んでる」でいいじゃないか。ゾンビ猫が飛び出してきたら、その時はその時で次の行動を考えればいいんだよ
そんなことで絶叫してる奴なんて見たことないんだが 解釈の余地のある場面は、平等に受け手にその解釈が委ねられるべきであって 一方の解釈が絶対であると断言することは出来ないし...
解釈を捻じ曲げて勝手に自分の中で追加のキャラ設定を付けて 「うちの○○キャラはこうだから」と逞しい妄想を繰り広げている人に同意を求められたら 「絶対違うと思う」って否定す...