たとえ数千円かけて10連ガチャをしても、それはほとんどの場合「確定ガチャ」では無い。
お目当てのキャラが出るとは限らない。
それは何となく続けてる人でも、ファンでも、中の人でも一緒だ。
ソシャゲのガチャ報告は、Twitterをしてると日々TLに流れてくる。
その中には、中の人(声優や役者など)によるガチャ報告もたくさんある。
自分の演じたキャラ、そのキャラと親しいキャラ、ゲームをするうちに好きになったまた別のキャラ。
中の人達もまた、ファンと同様にガチャを回している様子を報告する。
たとえ自分の声をしていても、時には課金をしなければ手に入らない、課金をしてさえ手に入らない様子も窺える。
うーん……。
私の財布とは全く関係ないし、本当に楽しんでるなら外野が言うことでも無いんだけど。
その重課金は、中の人達が周囲に期待されて義務的にやっているものになってきてないかな?
だけど白熱したガチャ報告の嵐には、「願えば出るものでもないのに出さなければならない」かのような空気になりやすいソシャゲの怖さを感じてならない。
課金しただけサービスは続く、課金しただけ何らかの形で還元される。
それでもソシャゲガチャがギャンブルの一種であることは忘れちゃいけないし、その数千円を楽しんで使ってるのか・焦りや強迫観念で使ってないかは考えないとな、と中の人の一件からちょっと思った。
そのお金で売り切りのソフトのゲームを買うべきか、この先に期待してソシャゲのガチャに課金するか。
もちろん単純に否定は出来ないし、楽しみ方は人それぞれ。
だけど、何事もほどほどにしないと。
自戒もこめて。