どこかで「絵描きにとって絵は衝動であり、描かざるを得ないものだ」みたいな言説をみた。
そうだろうか?
俺は下手なりにもう10年位絵を描いてるし、将来にわたって昇給が望めないことが確定し、
スキルの低さから転職もままならないことから、デッサン教室に通い始め、1日最低1枚デッサンをし、真剣に絵を勉強し始めている。
金の為に同人イナゴを目指すつもりだ。今はやってないが、ある程度見切り発車で流行りのソシャゲも課金しない範囲でやっていこうと思う。
で最初の話に戻る。
絵は衝動か?
俺はこの問に真っ向から否と答える。
俺は絵が大っ嫌いだ。話の構成や設定を考えるのは好きだが、こと絵を描くと言う行為に関しては死ぬ程嫌いだ。
正確には嫌いになったと言う方が正しいか。我流で10年やってきて何一つ成長せず、デッサン教室では初回は苦笑された。
上手い絵、認められる絵とは常に俺のはるか遠くにあって決して手の届かないものだった。だから俺は絵が大っ嫌いだ。
だが結局、俺が続けられてきたのも絵だけなのだ。
プログラムもウェブコーディングもブログも小説もアフィブログもやったが何一つ続けられなかった。
絵だけが、いつも近くしかし決して手の届かないところで、俺をあざ笑っているのだ。
俺は絵が憎い。反吐が出る程嫌いだ。