2017-07-18

サイレントキラー現場からみるとノイズ

潰れる会社に必ずいる「静かな殺し屋」の正体 | ブックス・レビュー | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

ダメ会社はいくら危機意識を訴えたって、事前の根回しのところで排除されちゃうか、角が全部取れて訳のわかんない文書になって会議に上がったりする。

この記事で言う、サイレントキラー中間管理職がいる。

しかし、現場から見ると全然サイレントではない、むしろノイジー。

コイツ担当役員の思い付きを忖度して現場介入しまくるのだ。

役員問題発見して「なんで?」というと、サイレントキラー殿がそれっぽい思い付きの原因を説明する。

「どうする?」と返ってくるので、思い付きの解決策を上奏するか、「なんとかします」と言って帰ってくる。

そして現場へいって、丸投げするか、自分の考えた思い付きの解決策を実行させる。

その後、担当役員には「解決した」か「引き続き対応していく」旨の報告があがる。

役員直轄事業でこれをやっているため、事業部は社内でアンタッチャブル部署になった。

なんせ担当役員会社全体の人事権を持っているのだ、これでクチ出せる人はまずいないだろう。

さらにこの「ノイジーなサイレントキラー」、人事担当役員の「お友達」でもある。

二人でパチンコに行って、勝ったから揃いでApple Watchを買ったらしい。

サイレントキラー殿が担当役員に胸ぐら捕まれロッカーに吹っ飛ばされたこともある。

折角だから会社の潰れる瞬間を見届けてやりたいのだが、なかなか潰れないものだ。

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