2017-06-16

https://anond.hatelabo.jp/20170614214752

割と本当にそういうことかも。

今回の件の漫画がどういう風かは読んでないので分からない。

ただ、例えばレイプもので、被害者がずっと嫌がっている描写なのに、最後コマで「でも気持ちよかったし良いか」みたいな、加害者正当化するような終わり方をしている漫画をみかけるとすごい違和感がある。

犯罪ものを扱うにしても、それが悪であるという前提は保っていて欲しい。

例えば、ルパンなんかでも、

盗みの対象は悪い政治家だったし、ヒロインも助けたか泥棒しても良かったよね。 

っていう終わり方だったら、ただの犯罪助長アニメになってまうけど、銭形の「待て〜ルパーーン!」で終わるからこそ、

美談みえる内容だったけど、やっぱり泥棒はやっちゃ駄目」という常識が作者と視聴者で共有して終われて、違和感は残らない。

わざわざ注意書きを書かなくても、表現方法としてやれることは色々あると思う。

デスノートにしても、「キラかっこいい!」だけじゃ駄目で、やはり「月に共感できる部分はあるけど、やっぱり人殺しはだめだろ」、っていう雰囲気が作中にあるから問題作にならない。

漫画アニメ以外でも、ビートたけしとか爆笑太田とかが暴言吐いてもすぐにまともなツッコミが入るから笑いとして成立するわけで、暴言部分だけ切り抜いて放送したら苦情の嵐だろうな。

性犯罪ものの件でいうと、監獄にぶち込まれるという表現に限らず、加害者が悪であるという前提が共有できていて、被害者可哀想みえ状態のままで終わるだけでも、違和感大分減ると思う。

記事への反応 -

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん