スタバでMacBook proで仕事しながらドヤ顔しようと思い、Macbook proをかった。
さあ、今日はスタバでドヤ顔をするぞ。俺は勇み足でスタバへ歩を進めた。
家を出でスタバに向かう。いつもと同じ街並みだが自分が世界の中心にいる方に感じる。
スタバに着くと窓際の席を確保する。ドヤリングの効果を外にも及ぼすためだ。
通行人は案外スタバの中を見ており彼らに対するドヤリングも忘れてはいけない。
バックを席に置くと、MacBook proを取り出し左手に持つ、
「ICED MATCHA TEAVANA一つ」
ドリンクを注文するとき店員の視線がMac book proに集中しているのを感じる。
羨ましいだろう。君もドヤリングがしたいだろう。
そんな店員の視線に関心が無いかのように装うが私の自尊心は最高に満たされる。
ドリンクを受け取り確保した席に座る。macbook proを開いて、
virtual machineを立ち上げ、ゲストOS上でデバイスを30個ほど起動する。
「起動にしばらく時間がかかるな。」
立ち上げたのプロセスに進捗がない。
ドリンクを飲んで一息つく。
はてなを開いてハルオサンに煽りのブコメをしたいがそれはできない。
通行人や店員、ドヤラーに見られでもしたらドヤリングの効果は薄れる。
仕方がないのでドリンクを飲む。
「まだ立ち上がらないのか?」
奇妙に思いゲストOSを操作すると驚愕の事実を知ることになる。
なんとCPUが100パー近くに張り付いてるのだ。
「な、なんじゃこりゃあああ」
DYNABOOK女がこっちを見ながら隣のVAIO男に何かヒソヒソで話している。
もはや、ドヤリングで周りの注目を集めることは叶わない。
私はMacbook proを静かに閉じるとそっとスタバを出た。
せっかくの新型macbook proが台無しだ。
「今度のProはCPUがAirとは比べものにならないんですよ(ドヤ)」
と言うドヤ顔を信じて買ったのにこんな羽目になるとは。
やはりRYZANのMacbook pro登場を待つしかないのか。
私はその日枕を濡らした。
「勇み足」=調子づいて、やりすぎたり、仕損じたりすること。熱心のあまりに、言動が度を過ぎて失敗すること。 >さあ、今日はスタバでドヤ顔をするぞ。俺は勇み足でスタバへ歩を...
一応最後まで読んだけど、2017年のこの春の時点で まだスタバでドヤ顏っていうキーワードが生きてるってのにビックリした。