最近よく日本が嫌われていると言う話をよく聞くが、この原因を理解していない人が多い。
ここでたたかれる日本と言うのは決して日本の国家のみならず、日本の国民性の遅れと言うものである。それを日本そのものが嫌われていると誤解する人が多いので腹を立てている人が多いのではないか。
たとえ話だが、今日本では鉄道と言う乗り物が嫌われているが、これは「鉄道」が嫌われているのでなく、「元々マナー意識の高い人間が使っていた乗り物を広く普及させた結果大量発生したマナーを守れない輩」と、「そいつらを放置し続けた界隈」が嫌われてるのだ。通勤電車や満員電車そのものでなく、そこに民度の低い輩が付きまとうようになったから悪いイメージになってしまった。
多くの利用者は鉄道や公共交通そのものに対する嫌悪意識はない。だが、そこに運営者の商売意識や社会意識の低さ(例えば環境問題や安全問題など)という面倒が重なることで、徐々に苦手意識が積み重なった結果が今の現実なのだ。
なんでもかんでも、苦手なモノがあるなら、一般人は嫌なら見るなとしか言いようがないし、一目でどのようなモノか分からない場合は与え手に責任がある。別に人の趣味嗜好を否定するつもりもない。