外来種と交配して生まれた子どもが札書部を受けたというニュースを読んだあと、ある映画の告知がテレビから流れてきた。
『ラビング』という、白人と黒人の結婚が認められなかった州における夫婦が有罪判定されて戦う話。
最終的には最高裁で無罪を勝ち取って、異種間(というのが適切なのかわからないけど便宜上)結婚がアメリカ全土で認められるようになったきっかけらしい。
確かに人間が連れてきてしまった外来種と、人間の管理の甘さが原因のようだけれど、
これはアメリカの、奴隷や労働力として連れてきた黒人と結婚が罪になるということになるなぁと。
サルにも強姦とかあるのかもしれないけれど、すべてではないだろうし、異種間での交配が禁止されるのは分かるとして、なにも殺さなくてもよかったのではと思ってしまう。
どうして人間の生命の権利は守るのに、動物のそれはそうならないんだろう。
愛し合って新しい命が誕生したという点では同じなのに。
何が言いたいかというと、保護できるものはそのまま保護し、すでに生まれてしまった命はその多様性を認めて保護する(保護するにも去勢手術を施すにもお金はかかるけど、募金を大々的に募ったりしてもいいはず)などしてもよかったんじゃないかなということでした。
キモくて金のないおっさんのセックスは認められないけど猿のセックスは認めるべきということですか?